唐見 千佳子 person

唐見 千佳子

・2015年 テレビ局ディレクターを4年半勤める
・2019年 退職後は映像制作やプロジェクトの広報などを請け負うフリーランスとなる
・2020年 入籍を機に九州→和歌山県へ。とにかく知り合いもいない、どんな町かもわからない状態にムズムズし続ける日々。(言っても1ヶ月程度だろうか)

自分の気持ちがブルーになってしまわぬよう、近所の本屋さんや喫茶店へ足を運び、なんとか誰かと会話をするというミッションを自分自身に課していた。
そのミッション中にたまたま出会ったのが、図鑑の管理人もえこさん。
彼女からはコワーキングスペースの存在を教えてもらう。
それから実際に利用し、いろいろな業種や環境の人が行き交う場に面白みを感じ始める。
おかげで仕事面での新しい発想や、土地勘のない私に暮らしのミニ情報までをもたらしてくれた。
利用する側として、個人事業主やリモートワーカー、それに移住者、子育て中のママなど孤立しやすい人にとってのコミュニティの重要さを感じた1年であった。

2021年春からは和歌山市万町のシェアスタジオで、映像制作の仕事をメインに活動していく。
私自身、まっさらな状態から和歌山で活動できるようになったのは、たまたまのラッキーが重なって開けた世界だと思っている。
この図鑑は、その時私が起こした行動、費やした時間よりも、もっともっと可能性の広がるラッキーアイテムになるはずだと感じている。